過ちを認める

こんにちは、なつきです。

さて今日は、「過ちを認める」ということについて書いてみたいと思います。

トレーダーとして勝ち続けていく、生き続けいくには、有効な手法だったり資金だったりが必要で、
それらさえあれば相場で生き残っていけると思ってしまいがちですが、
それらだけでは残念ながら生き残ってはいけません。

そして生き残っていく為に必要なことの1つとして、「自分の過ちを認める」ことが挙げられます。
相場の勉強をし始めて知識がついてきて、そして一旦それで稼げるようになっていくと、
自分のやり方が正しいと思うようになります。

もちろんそれは当然のことだと思います。
実際にそのやり方で利益が出てるんですから、正しいと思うようになるのはごく自然な流れです。

しかしながら、トレードをしてていつも常に順風満帆にいくことはありません。
成績が思うように上がらなかったり、今までやってきた手法に自信が持てなくなる時が必ず来ます。
そして急に不安になったりもします。
そうなった時に、いかにそれを上手く乗り越えられるかが、
今後も相場で生き残っていけるかの1つの鍵になるのではないかと思います。

人間は特に大人になると、自分の行動が正しいと思うようになります。
当然それまで自分で選択して自分で歩んできた人生なので、誰だってそれを否定したくはありませんし、
自分が正しいと思ってるからそういった生き方をしてるのだと思います。
そしてそういった生き方を自分で正しいと思ってることに何の不自然もありません。

しかしながら、人間は大人になっても必ず過ちを繰り返しながら生きてます。
完璧な人間なんて居ませんし、何歳になっても間違える時はあります。

しかしながら、やはり自分の過ちを認める、
といったことは中々素直にできない人が多いというのが事実ではないでしょうか。

特に大人になればなる程、自分の過ちを認めたくなくなります。
そして社会ではそれでもなんとなく通用して生きていけます。
自分のことを否定する人間からは離れ、自分のことを認めてくれる人、
自分と同じ考えの人とだけ付き合っていけば済んでしまいます。

そしてその方が居心地がいいので、どんどんそうなっていきます。
そしてそうなると、自分が誤ってるということすら気づかず生きていくことになります。
大人になれば人間関係を気にして中々面と向かって相手の過ちを指摘したりしなくなりますし、
間違ってると思っても表面上だけ同意するということも平気で行うようになります。

それが駄目だと言うつもりもないですし、相手のことを認めてあげることもとても大事なことだと思います。
そして社会ではその方が大抵は生きやすいです。
しかしながら相場の世界では一切通用しません。

間違った行動をしてれば即座に資金を奪われ、相場から「お前は間違ってる!」とはっきりと即座に言われてしまいます。
それは数字となってはっきりと現れます。
言い訳は通用しません。
相場のせいにするのは簡単ですが、同じ相場でも利益を出してる人が居るということも事実なのです。

ですので、いくら言い訳しても数字ではっきりと現れる以上、言い逃れはできません。
そしてその過ちを正さない限り、相場で生き残っていくことは例外なく不可能です。
私自身も今まで相場の世界を見てきて、自分の過ちが認められない時期がありました。
自分の使ってる手法が絶対に正しいし、誰に何と言われようと間違ってないと思ってました。
そしてその時に使ってた手法で実際に利益も出せてたので、なおさら自分は正しいと思い込んでました。

しかし、ある時急に勝てなくなりました。
勝てなくなったというより相場が見えなくなったのです。
今まで使ってた手法では今後どのように動くのか手に取るように分かったくらいでした。
友達にも自分の手法を披露し、そして自分がこれから下がると宣言すると、
ものの見事に下がっていき、友達に感動されました。
そんなこともあったので、自分の手法に対して絶対的な自信がありましたし、
自分は正しいことをしてると思い込んでました。
それなのにも関わらず、急に相場が読めなくなり、損切りばかりするようになってしまいました。

私自身はそれでも自分の手法や自分の行動に過ちがあることを認めず、しばらくその手法を使い続けてました。
そして資金がどんどんと減っていって一旦トレードを中止しました。
今まで自分が信じきってた行動が見事に相場から突き放されてしまったので、途方に暮れてしまいました。
私自身どうしてもまた相場から利益を得たい、また資金を増やしたいという思いが強く、
そこから1年半程全くトレードせず、1からチャート研究と相場の勉強をし直しました。
相場とはそもそも何なのか?何で値は動くのか?そんな所から勉強し直したのです。
色んな本を読み、そして色んなブログも読みました。
睡眠時間3時間くらいしか取らず、勉強したりもしてました。

そして自分は間違ってた、自分はまだまだ浅はかな知識しか無かったということを理解し、
そして全く異なるトレード理論を自分の中で作り、そしてそれを元に手法を構築し、
さらに検証をしまくって、全く新しい手法を作り出しました。
それからまた勝てるようになり、資金を増やしていくことができるようになりました。

もし私が自分の過ちに気づかず、同じ手法でずっとトレードしてたら、
資金はますます減る一方だったと思いますし、相場から退場させられてたと思います。
相場というのは間違った行動をしてる人には何の遠慮もなく、間違ってる!ということを教えてくれます。
それを聞くか聞かないかは人それぞれです。

そして私はその時、「過ちを認めることの大切さ」も同時に学びました。
相場に対する理論を変更し、手法を変更したことだけではなく、
過ちを素直に認めないと今後も相場で生き残っていくことはできないということを学んだわけです。

そして私は今でも、自分の手法を常に疑ってトレードしてますし、利益が出せなくなってくれば、
当然その過ちを認め、検証し直したり、必要に応じてロジックの変更をしたりしてます。

自分の過ちを認めることができるようになって、
相場に対して柔軟に対応していけるようになれたのではないかと思います。

もちろん私自身、まだまだ未熟ですし、もっともっと勉強が必要だと思ってます。

この「過ちを認める」ということができるようになって初めて、
相場の本当の意味での勉強がスタートするのではないかと思います。
過ちを認められないと、それ以上学ぶことができなくなってしまいます。
自分の過ちを認めることで新たな知識を得ようとしますし、見直しをしたりできるようになります。

長くトレードをしてると、自分の相場に対する考えや手法は絶対的に正しいと思ってしまいがちになってしまいますが、
特に成績が伸び悩んだ時は、この「過ちを認める」ということを
相場から要求されてるサインなのではないかと思うようにしてます。

そして相場の勉強というのは技術だけではなく、人間としても成長していけるものだと思います。

過ちを認めるということは当然実社会でも役立ちます。
そして過ちを認められる人の方が成長はできます。

相場の勉強は、ついチャート相手にするので人間の成長とは無関係だと思ってしまいがちになりますが、
実は人間として成長する要素がたくさん含まれてますし、
逆に人間として未熟だと相場でも生き残っていくことは難しいのではないかとさえ思ってしまいます。

相場は奥がとても深いです。
そして常に勉強ですね。

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