何もしないことは悪?

相場によっては、ぐいぐいトレンドが発生してトレードがしやすい時期もあれば、
逆にトレンドが発生せず、ボラも低く、トレードが非常にし辛い時期も当然あります。

そして、そういうトレードし辛い時は、僕はトレードを全くしないことがやはりあります。

特に個人トレーダーは自分の分かりやすいところだけトレードしても全く問題ないので、
分かりやすい相場だけトレードした方が当然ですが、無駄な損失を防ぐことにも繋がり、
結果的にはトータルでの収支は向上すると思ってるからであります。

しかしながら、多くの人はどんな相場でも時間さえあれば1回でも多くトレードしたいと思ってしまうようです。
目的が利益を出すことではなく、トレードをすることにいつのまにか切り替わってしまってる人も多いような気がします。
結論から言うと難しい相場では「何もしない」が結果的にはよくなることが多いのではないかと思います。

さてこの「何もしない」ということですが、実はこれは無茶苦茶難しいことなのでもあります。
学校でも会社でも、「何もしない」ということが良しとされることは絶対にありません。
学校ではいくら効率よく勉強してたとしても、一生懸命勉強してる振りをしないと先生に怒られてしまいます。
もっと良い成績が取れるならもっと頑張れと言われてしまいます。
その人が進学したくないと思ってても、なぜかもっと勉強するように言われます。

会社でも勤務時間より早く仕事が終わったとしても、何かしら仕事を自分で見つけ出して仕事してる振りでもしないと、
上司から怒られてしまいます。
特にお役所関係では、集中して仕事すれば3時間で終わるような仕事でも、
無理矢理8時間に引き伸ばして仕事したりもしてるような所もあるようです。
そしてその方が上から評価されてしまいます。

またそういう環境で生きてきたので、多くの人は「何もしない」ということに対して悪いイメージを持ってしまいます。

休日でもどこかに出かけて何かしないと、罪悪感を感じたりします。
「何もしない」で1日が終わってしまったら、1日無駄にしたと思いますし、周りからもあまり良いイメージではありません。

そういうこともあり、会社、プライベート関係なく、「何もしない」という行為は悪いものとして捉えてしまうことが多くなります。
しかしながら、トレードではそれはあてはまりません。

ウォーレンバフェットの言葉ですが、
「秘訣は、することがないときには何もしないことだ。」
と言ってます。

儲けるチャンスが来てるわけではないのに、何かしないといけないと思ってしまい、
そして変なことに手を出し無駄な損失が増えるだけになってしまうのです。
チャンスが来てないなら、何もしないのがベストなのです。
しかしながら、多くの人はこの「何もしない」ということに対して非常に苦痛を感じてしまいます。
そして無理矢理エントリーチャンスを探し出し、難しい相場でエントリーし、そして無駄な損失を積み上げていくのです。

特に普段会社で働いてて、あまりトレードに時間が割けられない方ですと、
余計に短いトレード時間で少しでも稼いでやろうという意識が働き、無理矢理なトレードをしてしまいがちになってしまいます。
せっかくトレード時間が確保できたんだから、1トレードだけでも入っておきたいなと思ってしまうのです。
自分で決めたエントリーチャンスが運良くその時に来てるならいいですけど、
来てないのに無理矢理トレードするのはあまり良いトレードではないと思います。

「何もしない」というのはとても勇気がいるものです。
そして多くの人がそれができません。

FXでは9割の人が負けてると言われてます。
多くの人と同じ行動をしてては、自分もその他大勢の9割に入ってしまうだけです。
そこから抜け出すには他の人と違うことをしないといけません。
他の人ができないことを自分がやるからこそ、成功するんだと思います。
他の人と違うことをするということは非常に苦しいことです。
辛いことでもあります。
しかし、勝てるようになりたいなら、乗り超えるしかありません。
楽して勝てる方法なんてありません。

最後にもう1つ、ウォーレンバフェットの言葉です。
『「辛抱強さ」や「冷静さ」は知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っています。』

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