マイルール

トレードではルールを守ることが大事だとよく言われます。
そのルールを守るには心理面がどうとか感情をいかにコントロールするか等とよく言われることが多いかと思います。

しかし、肝心のルールそのものが中々はっきりとしたものになってない段階の方も多いのではないかと思います。
そしてほとんどの方はそのルール、手法を決める為に色々なブログを見たり、本を読んだりしていると思います。

しかしながら、結論から言いますと、そのルールというのは誰かのブログや本等では答えは見つかりません。
ルールというのは自分で作るしかありません。
それはどういうことかと言いますと、ルールというのは自分の弱点を矯正させる為に設けるという目的がほとんどです。

中々損切りできない人は、
「どんな場合でも必ず-30pipsで損切りする」
というルールを設けるのです。
損切りできないからこそルールを設けるのです。

既に自分ができてることは、わざわざルールにする必要はありません。
そしてその弱点というのは人によって変わってくるものです。
中々損切りが上手くできなくて、ついずるずるポジションを保有し続けてしまう人は、
損切りを必ずするルールを作ればいいわけですし、あれもこれも色んな通貨ペアが気になって注意散漫になる人は、
1通貨に絞ってトレードするというルールを設ければいいわけです。

普段から1通貨しか見てなくて、特に注意散漫になってない人は、
「1通貨に絞ってトレードする」というルールを設ける必要がないというわけです。

ルール作りは自分にとって弱点となる部分を矯正させる為に作ります。
そしてその弱点は人によって変わってきますので、当然ルールというのも人によって変わってくるわけです。
ですので、いくら本にそうやって書いてあっても、
そのルールが本当に自分にとって必要なルールなのかどうかというのは分からないわけです。

そしてまたそのルールというのはその人の性格も反映されるのです。
ルールというのは(手法という言い方もできますが)その人の性格や生活スタイルもかなり影響して作られるものです。
トレードしてて自分にとって精神的にきついルール、手法はあまり自分にとって合わないものであることが多いので、
長続きはしません。
そしてその精神的に合うか合わないかも人によって変わってきます。
スキャルが性格的に合う人は、スキャルに特化したルールになるでしょうし、
スイングトレードが生活的に合ってる人は、スイングトレード向きのルールになります。

もちろん勝率面やトレードスタイル等によっても人によって変わってきます。
そしてそれぞれルールというのは変わってくるはずです。
ですので、その人の性格や生活スタイルによっても、ルールが合う合わないというのが出てきますので、
当然それによってもルールというのは変わってくるはずです。
そう言ったことから考えまして、ルールというのは答えは自分で考えて作る他ありません。

そして他人の作ったルールを真似てもあまり上手くはいきません。
それはその作った人の弱点なり、性格、生活スタイルが反映されたルールだからです。
いくら他人が、利益は伸ばせるところまで伸ばすべきだと言ってても、
自分の性格的に1日10pips取れたら満足だって思えるなら、
わざわざとことん利益を追求しなければいけないということもないのです。

また損小利大でなければいけないと誰かが言ってても、
自分はトータルでもプラスになる前提でそれ以上に高勝率のトレードを目指していくトレードを好むのでしたら、
損大利小でも良いわけです。
もちろんトータルでプラスに持っていけるだけの充分な過去検証と裏づけは必要ですけど。

正直自分のルールを作るというのは短時間でできるものではありません。
実際にトレードをしてて、失敗して痛い思いをして、初めてそこに自分のルールというのが刻まれるものだと思います。
二度と痛い目に遭いたくないからルールとして取り入れるわけです。

どこかの本やブログに書いてあったからそういうルールでトレードしてるっていうのは、あまり意味がありませんし、
きっとそういうルールですと簡単に破ってしまいますし、ルール自体に対してもすぐに信頼が持てなくなります。

それは手法に関しても同じです。
自分で実際に経験した上でのルールでないと中々守れないですし、信頼もできません。

そして自分が痛い思いを実際に味わったからこそ、ルールを守ろうという意思ができるわけです。
恐らくマイルールというのは普段の生活でも知らず知らずのうちに作ってると思います。

例えばお酒を飲み過ぎて、体を悪くしてしまった経験のある人は、
お酒を無茶して飲まないようにしようというルールを決めることができます。
二度と体を悪くしたくない、辛い状態になりたくないという思いから、
お酒は程ほどにするというルールが出来上がるわけです。
それは実際に痛い思いをした人ではないと、中々そういうルールを設けて守るということはできないと思います。

また人に対してもそうですよね。
この人はよく寝坊する人だから、
次からは必ず会う日の朝にメールを一本入れてから待ち合わせ場所に行くようにしよう
とかって決めたりすることもあると思います。
何回か待ち合わせしてた人に寝坊されて、かなりの時間待たされたことがあるという辛い経験をしたら、
次回からその人との待ち合わせにはルールを決めるようになると思います。
そうやって人間は知らず知らずのうちに日常でもルールを決めてると思います。

トレードも同じで、毎日トレードしながら、痛い思いをした時は、
それをルールにして矯正してより良いトレードができるようにしていくわけです。
そしてそれは自分だけのルールとなるのです。
自分でしか作ることはできません。

マイルールを作るというのは短期間でできることではありませんが、
マイルールを作る為に色々失敗することも大事なのかもしれませんね。
失敗しなければルールも作ることができませんから。

下の本は、システムを実行させる為の手順が書かれてあります。
ルール作成に関してというよりも、いかに実践に持っていくかということに主眼が置かれていますので、
ルールが守れない、あるいは守る為には具体的にどうしたらいいのか
という点で非常に役立ちます。

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