シンプルって本当に良いの…?

今までトレードをされている多くの方とお話してきましたが、
多くの人は、シンプルな手法が良いという意見を頂くことがとても多いです。

トレードに限らず、シンプルイズベストという言葉があるように、
どんな分野でもシンプルな考え、
シンプルな流れ、
シンプルなルールが良いと思われることが多いです。

トレードに関しても、もちろんシンプルな方がいいですし、
僕自身もシンプルな手法にこだわっているわけですが、
しかしながら、背景を無視したシンプルさは
時として危険に陥ることにも繋がりますので、
今日はその点について書きたいと思います。

アインシュタインの相対性理論の式である、
「E=mc2」はとてもシンプルです。

しかし、その公式を導く為に、
頭のめちゃくちゃいい人が、
何年もかけて色々な研究をして
導き出したわけです。

表面上 はめちゃくちゃシンプルですが、
背景はめちゃくちゃ多くの苦労や裏付けがあります。

しかし、ただシンプルだからいいよね、
難しいこと考えるのは面倒くさいし、
研究も大変だし、
難しい公式は頭痛くなるから、
簡単な公式で成り立つってことに決めちゃおうよ、
って作った公式でしたら、
当然通用しないでしょうし、
誰からも語り継がれないものになるでしょう。

このシンプルな公式は、
裏に大きな裏付けや背景があるからこそ、
重宝されているわけです。

何が言いたいかと言いますと、
シンプルなことはとても良いことですが、
必ず背景が必要ですよ、ということです。

トレードに関しても、シンプルが良い とされていますが、
トレードルールを覚えるのが面倒だから、
勉強や研究が嫌だから、
シンプルイズベストという言葉があるから、
シンプルなら何でもいいはずだ、
と思って、シンプルな手法を選択していると、
相場に中々通用しないことが多く発生してしまいます。

複雑なことをあれこれと考えて、
ああでもないこうでもないと悩み、
色々研究した挙句、
最終的にシンプルなものに行き着いたのでしたら、
それは背景がしっかりしているので、
今後も通用していきやすいですが、
背景が無いものは、
そもそもそのシンプルな理由に裏付けが無いので、
相場では通用しなくなってしまうことに繋がります。

僕自身も、シンプルな手法や考え方で普段トレードしていますが、
実はかなりめちゃくちゃ裏付けや背景があるのです。

僕自身もああでもないこうでもないと
複雑なことを研究してた時期があり、
その結果、今のシンプルな手法や考え方に落ち着きました。

背景があるからこそ、ブレたりしないですし、
また相場にも通用するのです。

そこの解釈を間違えてしまうと、
いくらシンプルな考え方や手法を採用しても、
なぜだか上手くいかないけースが出てきてしまうことに
繋がってしまいます。

ですので、何でもかんでもシンプルならいいやということではなく、
しっかりと背景や裏付けのあるものを選ぶ必要があるのです。

多くの方とお話をしていると、
とにかくシンプルさを好む傾向があります。

シンプルなものを好むことはいいのですが、
背景や裏付けを無視してしまっている方も、
少なからず居るのではないかと日頃から感じておりました。

ですので、シンプルを追求することも大切ですが、
複雑なことをああでもないこうでもないと
悩み苦しむ時期も実は大事だったりします。

人間関係でも、綺麗でスマートな付き合い方だけの人とは、
薄い関係しか作れず、
何かあればすぐに関係が解消されてしまいます。

しかし、ああでもないこうでもないと喧嘩したり
言い合いをした関係は、
そう簡単には関係が崩れたりはしません。

appleのリンゴのロゴも
一見シンプルなデザインに見えますが、
実はそのロゴを決めるのに、
多くの話し合いや喧嘩があったのです。

iphoneを作る際も、
かなり多くの企画書がボツになっていたりします。

そういった苦労や複雑なことにも挑戦した結果
シンプルでいいものが完成します。

もし今、シンプルな手法や考え方でトレードされている方で、
なぜだか上手くいかない人は、
一度複雑なことや面倒くさいこと、
泥くさいことにあえて挑戦してみると、
また新たな角度で見ることができるようになり、
そこに新たな気付きが生まれるかもしれません。

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