どうしてトレンドが発生するのか

普段トレードをしていると、
相場は空気を読むことととても似てるなあと思ってしまいます。

まだあまり面識のない人達で集まってお喋りをしている時に、
多くの人がその場の空気を読んで話そうと必死になります。

特に日本人なんかはそうですね。

誰かに差し入れを貰い、そしてみんなで食べることになった場合は、
誰かが美味しい!と言えば、その場に居る人は全員が美味しい!と言うようになります。

しかし、誰かが美味しくないと言えば、美味しくないというムードになり、
「確かにちょっと美味しくないよね」という人も出てくるようになり、
全体的に美味しくないということになってきます。

仮に美味しいと思っていても、自分だけ反対するのは少し憚れるので、
とりあえずあまり美味しくない的な発言をしておこうとなりますし、
美味しくないと思っても、やはりみんなが美味しいと言ってるなら、
これは美味しいものなんだと思い、美味しいと発言するようになります。

このようなことは、数人が集まる会話だったり組織、
グループの中ではよく起きることです。

そして常に人は、周りや世間が今どういう雰囲気なのかを察知し、
そしてそれに同調するようにして生活していると言っても過言では無いでしょう。

周りが25歳までには多くの人が結婚していれば、
自分も25歳までには結婚しなきゃと思いますし、

周りが就職活動をしていれば、
自分もしなきゃと思うようになります。

周りが自民党賛成なら、
自分も自民党に賛成という考えになってきます。

これは原発問題なんかもそうですね。

世間が原発原発と騒いでいるから、原発にみんな目がいき、
反原発運動のデモが起きたりするわけであって、
毎年数千人、多い時で1万人以上もの死者を出している
自動車事故に対して、
自動車をこれ以上作るな的なデモはなぜか起きないですよね。
原発よりも、自動車の方がよっぽど多くの人を殺していると思うのですが。

このようにみんなが注目しているから自分も注目するといったことは
常に起きていると言えるかと思います。

そしてそれは相場でも同じことが言えます。

常に投資家やトレーダーは、市場がどのように見ているのかが常に気になります。

そして当然ですが市場が考えている方向に
自分も合わせて注文を出していくことになります。

そしてそれがトレンドとなり、大きく上昇したり、下降したりしていくこととなります。

経済の実態や経済指標というのはあくまでも、
先ほどのお菓子だったり原発だったりの話題の一つにしか過ぎず、
その話題を元に多くの人がどう思うのかが
今後どう動いていくのかが決まっていきます。

指標や経済状況が相場を動かしているのではなく、
それを元に多くの人がどう考えたのかによって相場というのは動いていきます。

結局同じことだと思われるかもしれませんが、実は大きな違いがありますし、
またそれを理解してるのとしてないとでは、相場の見方も大きく変わってきます。

とにかく相場では、経済指標や実体経済がどうとか考えるよりも、
いかに多くの群れについていくか、例え間違っていると思っても、
多くの人が考えていることはそれが正しいということになるので、
まずはとやかく考えずに流れに従ってついていく、
そういったことが相場で利益を得ていく一つのコツなのではないかなって思います。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする

スポンサーリンク