あなたの手法は?

以前に、「過去を研究し、そしてそれを今後の戦略に生かす」
ということがとても重要だということを書かせて頂きました。

恐らく多くの人は、何かしらの「手法」というのを持っていると思います。
その「手法」というのは、大抵は過去のチャートから導き出されたものだと言っても良いでしょう。
過去のチャートを見てたら、確かに勝ってる時が多いな~、
なんとなく良さそうな手法だな~って思って、
その「手法」を使ってる人が圧倒的多数なのではないでしょうか。

さて、それでその「手法」で勝てているなら、
もうあなたは勝ちトレーダーなので、そもそもこんなサイトなんて
読んでいないでしょう。

あなたはきっとその「手法」でも勝てていない、
あるいはその「手法」が定まってないから、このサイトを読んでいるのではないかと思います。

ではなぜ良さそうだな~って思った手法でも、実際には勝ててないのか。
いくつか理由が挙げられますが、一番多くの原因は、
【その「手法」のことをそもそも具体的に説明できないから】
ではないかと思います。

恐らく手法を既に持ってるが、中々勝てないでいるトレーダーの多くの原因がこれなのです。
あなたが普段使ってる手法を小学生にも説明できますか?
30人の小学生が居たら、30人全員に同じ成績になるように具体的に手法を説明できますか?
(トータルで勝つ負けるはここでは除外してもOK)
そもそもあなたが使っている手法を人に説明することが難しいという人が多いのではないでしょうか。

今まで色々な方のサポートをしてきて、その方達に検証しますので、
実際にあなたがやってる手法を教えて下さいと多くの方に聞いてきました。

そのほとんど多くの方が、
・高値をブレイクしたら20~30pipsくらいで決済
・移動平均線の方向に、勢いがある時にその方向にエントリーし、ストップは安値付近に入れる
・トレード時間は18時以降が基本だが、時間があれば昼間もトレードする時もある
・5分足中心にトレードしてるが、1時間足も一応見てトレードしてる。
・ボリンジャーバンドの線が近い時はエントリーしないが、エクスパンションしてる時はエントリーする。
大体こういった回答が多かったです。

さて、前回も書かせて頂きましたが、トレードで勝つ手法を構築するには、
過去でも収益が上げられる手法である必要が最低限として条件にあります。

もちろん過去にいくら成績が良い手法でも、今後も必ず通用する保証はありませんが、
私達トレーダーができることは、過去に起こってることは今後も起こる可能性が高いということを
優位性に持ってトレードしていくことです。

ですので、最低でも過去に利益を上げれてる手法を使うということは言うまでもありません。
では、過去の利益を上げられてるかどうかは、「過去検証」する必要が当然あります。
過去検証して、利益が出てるのを確認して初めて、その「手法」が今後も使えるかもしれないということになるのです。

さて、では過去検証ですが、上記に書いた
・高値をブレイクしたら20~30pipsくらいで決済
・移動平均線の方向に、勢いがある時にその方向にエントリーし、ストップは安値付近に入れる
・トレード時間は18時以降が基本だが、時間があれば昼間もトレードする時もある
・5分足中心にトレードしてるが、1時間足も一応見てトレードしてる。
・ボリンジャーバンドの線が近い時はエントリーしないが、エクスパンションしてる時はエントリーする。
というようなルールで果たして過去検証できるでしょうか?

高値って何本前のローソク足から数えて高値なの?
高値をブレイクしたらって、何pips超えたらなの?
bit値?ask値?
勢いって?過去検証では勢いなんて分かりません…。
安値付近ってどこ?付近では曖昧で検証できません。
時間があればって、その時間帯にも優位性が確認できてる手法なの?
1時間足を見るって、何を見るの?
線が近いってどのくらい?
エクスパンションしてる時って、エクスパンションして既に100pips以上進んでもエントリーするってことでいいの?
等など、とてもじゃありませんが上記のようなトレードルールでは過去検証なんてできません。

そして多くの人は過去検証すらしてないでしょう。
過去検証せずに良さそうだからという理由でその手法を使うから、
そもそもその手法が過去に勝ってたかどうかも分からない状態ですし、
本人は勝てる手法だと思い込んで使ってるので、もうどうしようも無いです。
そしてなぜ負けてるのかが分からない、といった状態になってるのです。

過去に勝ってるかどうかも分からない手法を使ってて、中々勝てないのは当然のことなのです。
ですので、まずは過去検証をして実際に過去でも利益が出せてることを確認する為に、
手法を具体化させる必要があります。

それは他人にも説明できるくらい、小学生にも説明できるくらいでないといけません。
そうでないと、検証する時に迷いが出ますし、そもそも検証すらできなくなってしまいます。
誰が過去検証しても、同じ成績になるように手法を具体化させる必要があります。

さて、いかがでしょうか。
あなたの手法は小学生にも説明することができますか?
あなたの手法を10人の人に教え、10人が過去検証をしたら、10人とも同じ過去検証結果になりますか?
もしあなたが今良さそうだな~って思ってる手法で、なぜかトータルで利益が出てない場合は、
一度手法を徹底的に具体化させて頂くことをお勧めします。

僕自身、色々な繋がりで自分の手法を自動売買化させようという話がしばしば来ます。

そして実際に僕の手法を伝えても、システムを作る人によくつっこまれることがあります。

僕自身は明確にトレードルールを構築して普段トレードしてるつもりで居ても、いざそれをシステムに
しようとすると、それでもまだ曖昧な部分があると言うのです。

そこで僕はよく、はっと気づくことがあるのですが、
手法を構築する時は、常にこれを自動売買化できるくらいにまで
明確化させる必要があるのです。

一度自分の手法は自動売買化できるかどうかという基準で見直してみるのも一つの手ではないかと思います。
そうして初めて過去検証ができるのです。
過去検証することによって、少なくとも過去は通用してた手法なのかどうかを見定めることができるようになります。
今後のトレードで勝つには、最低でも過去に利益を出せてる手法である必要があるのです。
その為にも、自分の手法を具体化させる必要があります。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする

スポンサーリンク