大局観

最近、将棋の羽生善治さんが書いた本を読みました。

トレードに大変役立つことが書いてあったので、ご紹介させて頂きたいと思います。

この「大局観」には将棋のことはもちろん書いてあるのですが、
それにとどまらずに、もっと人生において大切なことが多く書かれてありました。

例えば、「選択肢が多いことは、迷いに繋がる」ということが書いてありました。
人生において、あれもこれも自分の進路があると、後になって後悔しやすいとのことです。
もしサッカー選手にも政治家にも、タレントにもなれる素質のある人が居たとしたら、
きっとどれになったとしても、後になって他の職業になってたら良かったと思う傾向があるみたいです。

トレードでも、あれもこれもインディケータや通貨ペア、手法を使うと、
このインディケータを参考にしておけば良かったとか、
この通貨ペアでやってれば良かったとか、
もっと違う手法だったらもっといい成績が残せたはずだとか、
色々考えがちになってしまうものです。
逆に選択肢が少なければ、そういうものかと納得でき、
その範囲の中で他に目移りすることなく研究するようになるので、
より深いトレードができるようになり、
結果的には後者の方がトレーダーとして成長でき成績も良くなっていくことが多いですね。

また「感情の起伏が生むエネルギー」として、どれだけ普段練習したとしても、
やはり将棋の世界でも相手に意表をつかされたり、思ってもみないことが多々あるそうです。
その時にはやはり感情的になってしまったり、またそれがミスに繋がったりもするそうです。
また自分の間違いに対してもひどく感情が出てしまって、
その結果冷静な対極ができなくなることもあるみたいです。

トレードでも感情が自分のトレードを邪魔をすることは良くあります。
また自分の意に反して負けてしまった時や損失が発生してる時は、
思わぬ感情が出てきてしまって、
普段とは違った行動に出てしまうこともしばしばあります。
しかし、それを解決するにはやはり日々の練習と研究であって、
これだけ練習、研究してきたのだから、と言って少々負けたとしても、
それに動揺しないだけのメンタル力を身につけることができます。

それは日々の練習、研究でしか補うことはできません。

また経験数によっても、多少非日常なことが起きても、動揺しにくくなります。

また大局観と言って、将棋をしてて大事なのは、
目先の駒がどう動くとか取った取られたが大事なのではなく、
全体的にどういう流れで動いてるのか、
自分は大まかな流れとしてどういう風な流れに持っていこうとしてるのかが、大事みたいです。
その大局観というのは、やはり経験でしか得られないとのことです。
また確率的に考えることも大事だということが書いてありました。
目先の対極がどうとか、そういう狭い視野で見るのではなく、
もっと広い目で勝率という面で考えて、いかに全体で勝てるかを意識することが大事であるとのことです。

トレードでも同じですね。
目先の値動きばかり気にするのではなく、今全体はどういう流れになってるのかを見るのが大事になってきます。
また目先のトレードではなく、何十回、何百回とトレードして、その結果勝率はどれだけだったのか、
全体の利益はどれだけだったのかという視野で考えることが大事になってきますね!

他にも、日々の練習の仕方や、集中の仕方、直感とか運とか、
本当にトレードに通じることがたくさん書いてありました。

いや、トレードだけでなく、何かを極めようとする人にとっては、
どんなことでも通じるものがあるのかもしれません。

将棋というトレードとは全く違う世界ですが、
違う目線でトレードというものを見直してみるいいきっかけになったので、
また日々のトレードや研究にもいかしていけたらと思います。

お時間ある方はぜひ読んでみて下さい。

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