EPSとは

こんにちは、なつきです。
今回はEPSについて書いてみます。

EPSとは

EPSとは日本語にすると、一株あたり利益となります。
もう少し詳しく言いますと、
その会社が1年間で作った利益を発行株式数で割ったものになります。

計算式

1年間で作った利益というのは当然ですが売上等ではなく、
純利益になります。
ですので、正確に言いますと、当期純利益で割ることになります。

EPS=当期純利益÷発行株式数

つまり、1株当たりに対する純利益がいくらになるのかというものが、
EPSになるわけです。

バフェット氏のEPSの見解

そしてバフェット氏はこのEPSが年々増えていっている会社を好むと言っています。

これはどういうことでしょうか。

上記のEPSの計算式から考えますと、
EPSの数字が上昇する為には、

・純利益が増えていく
・発行株式数が減っていく

のどちらかが発生することにより、EPSが増えていくことになります。

純利益

まず、純利益が増えていく、に関してですが、
これは当然純利益が毎年増えていけば、
その会社は良くなっていっているということはお分かり頂けるかと思います。

発行株式数

それでは、発行株式数が減っていく、
とはどういうことでしょうか。

企業は資金が必要になった時、
銀行から借りるかあるいは株式を発行します。

そこで、もし銀行から融資を断られた、
あるいは銀行に金利を払っていくよりも、
返済義務の無い株式発行を行った方がいいのではないかと考え、
株式を新たに発行するとします。

そういう時、株主にとって良いことでしょうか、それとも悪いことでしょうか。

発行株式数が増えるということは、
確かに資金が多く調達できるかもしれませんが、
株を所有している経営者にとっては、
株の希薄化が起き、発言権が薄くなってしまいます。

会社の株を40%所有していても、
新たに株を発行することで、
自分の持ち株保有率が30%とかになってしまうと、
その分、株主として利益を得られにくくなってしまいます。

しかしながら、それでも経営者が新規に株を発行するということは、
銀行からの融資が断られた、あるいは
利子を払っていくのさえ辛いといった経営状況だから、
新規で株を発行したのではないかと考えることもできます。

もちろんこの増資が将来の大きな利益に繋がる投資の為のものならいいのですが、
それなら銀行から借りた方がその経営者達にとっても良いのでは?と考えてしまいます。

ですので、全てそうとは限りませんが、
新たに株式を発行する行為というのは、
あまり良い状況であるとは言えません。

また経営に関わっていない株主からすると、
株の希薄化になりますので、
喜べるものではありません。

では、逆に発行株式数が減っていく時というのはどういう時でしょうか。

これはバフェットが好む「自社株買い」をした時です。

自社株買いをするということは、
今後も株の価値が上昇していくと経営陣が認識している為ですので、
その会社の将来が期待できます。

さらに1株当たりの価値も上昇しますので、
株主にとっても喜ばしいことになります。

まとめ

以上のことから、

・純利益が増えていく
・発行株式数が減っていく

の現象が起きている、すなわち、
EPSが年々上昇している状況の会社の株は、
積極的に買っていきたいものとなります。

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