PERとは

こんにちは、なつきです。

今回はPERについて書いてみます。

PERとは

PERは日本語で表すと、
株価収益率になります。

この言葉も、一体何のこっちゃって感じですけど、
少しずつ噛み砕いて見ていきたいと思います。

計算式

まずは計算式ですが、

PER=時価総額÷純利益

あるいは

PER=株価÷1株あたりの利益

になります。

2つの式が登場しましたが、
計算結果は同じになるので、
どちらで求めても算出できます。

今回は分かりやすいように、

PER=時価総額÷純利益

を使って解説していきたいと思います。

会社を買収した時の例

それでは、会社を丸ごと買収した時のことを考えてみます。

会社を買収したい時といっても、
議決権を得るだけの株を購入する場合等がありますが、
今回は100%の株を取得した場合のことで考えていきます。

会社を丸ごと買うには

会社を丸ごと買うにはいくら必要かと見た時に、
時価総額を見ると分かりやすいです。

会社は誰のものでしょうか。
経営者ではなく、株主のものとなります。

ですので、その会社が欲しければ、
株主から株を全て買い取ることで、自分のものにできます。

では、株主はいくらで株を売ってくれるでしょうか。

これはその時の状況にもよりますが、
通常は現在付けている株価よりも少し高い値段で交渉されることが多いです。

ということは、最低でも現在の株価に発行済株式数をかけた金額が必要になってきます。
(※もちろん、安く購入できる時もあります。)

今回は便宜上、現在の株価で購入したとして考えていきます。

会社を購入する時は、時価総額分の金額が必要だとして考えていく場合、
気になるのはその投資金額以上の金額を回収できるかどうかになると思います。

当然投資家は、自分が投資した以上の金額が回収できなければ、
投資をする意味がありません。

さらに言うと、できるだけ早く回収できた方が良いです。

早く回収できれば、回収できた後で得られる金額が、
利益となるからです。

不動産投資で考えると

例えば不動産投資を想像すると分かりやすいですが、
投資用マンションを1200万円で購入したとします。

家賃は10万円に設定できるとします。
1年間の家賃収入は120万円になります。

そうすると、単純計算で10年経てば、1200万円の家賃収入が得られますので、
11年目以降から自分の利益として得ることができるようになります。

仮に家賃を20万円に設定することができれば、
5年で投資資金を回収でき、6年目以降から家賃収入は自分の利益となっていきます。

実際には年数が経てば、家賃を引き下げたり、
修繕費用が必要だったり、その他色々な経費がかかりますし、
税金も考慮しなければいけませんので、
このようにスムーズに計算できるものではありませんが、
あくまでも考え方ということで、想像頂けたらと思います。

このように考えると、当然ですが、早く投資資金を回収できた方が良いです。

この考え方が、今回のPERを理解する上でのネックな考え方になります。

では、会社で考えてみましょう。

会社を丸ごと手に入れるには、時価総額分の金額が必要だというお話をしました。

投資した金額を回収するには

では、この投資した金額を回収するにはどうしたらいいでしょうか。

答えは純利益になります。

会社は既に自分のものです。

ですので、購入後、純利益は全て自分のものになります。

これが先ほどご説明した不動産投資の家賃収入に当たる部分になります。

仮に会社を1億円で購入したとします。
そしてその会社は毎年純利益が1000万円あるとします。

そうすると、10年で純利益が1億円になりますので、
10年で投資資金を回収でき、
11年目から純利益を自分の利益として受け取ることができるようになります。

もし仮に純利益が2000万円でしたら、
5年で回収でき、6年前から利益となっていくことになります。

投資した金額を早く回収するには

早く投資資金を回収するには
このように考えますと、
時価総額はできるだけ低く、
純利益はできるだけ高い会社の方が、
早く投資資金を回収できることになります。

そこでもう一度、PERの計算式を見て頂きたいと思いますが、

PER=時価総額÷純利益

となっています。

時価総額が低く、純利益が高くなればなる程、
PERの数値は低くなっていきますね。

ということは、PERの数値は低ければ低い程、
早く投資資金が回収できる会社だと言うことができます。

しかし、単純にPERが低ければ買っていいわけではありません。

PERは日々変化している

PERというのは、あくまでもその時に付けている株価や、
発行株式数決算書を元に算出された数字です。

株価は日々変化してますし、
当然ですが純利益も年々変わっていきます。

そうすると、当然PERの数字も変わっていきます。

当初は10年で投資資金が回収できると判断して購入した株でも、
純利益が減ってしまえば、想定した以上の年数が必要になってしまうわけです。

ですので、あくまでもPER一つで判断するのではなく、
多くある指標のうちの1つとして捉えて見るべきです。

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