ROEとは

こんにちは、なつきです。
今回はROEについて書いてみます。
このROEはバフェット氏も重要視している指標の一つになります。

ROEとは

ではこのROEとは一体何なのでしょうか。
日本語で表すと、株主資本利益率になります。

計算式

日本語にしても難しいと思いますので、
先に計算式を見てみましょう。

ROE=EPS÷BPSになります。

EPSは1株あたりの利益

BPSは1株あたりの株主資本

ですね。

と言っても、まだ分かりにくいですね。。

それでは、EPSとBPSの計算式も見ておきましょう。

EPS=当期純利益÷発行株式数

BPS=純資産÷発行株式数

やっぱり分かり辛い。。

では何を意味するのかを理解する前に、
計算式から何を表すのか見てみましょう。

EPS=当期純利益/発行株式数

BPS=純資産/発行株式数

ですので、
ROE=当期純利益/発行株式数/純資産/発行株式数

=当期純利益/発行株式数×発行株式数/純資産

=当期純利益/純資産

になります。

ということは、ROEは当期純利益を純資産で割った数値ということになります。

ROEの意味

これが意味するのは、
純資産に対して、利益をどのくらい出せているのか
ということになります。

会社は利益を出す為に、資産を使います。
工場だったり、ビルだったり、あるいは現金だったりします。

これらの資産は、当然ですが持っているだけでは意味がありません。
会社は利益を出してなんぼですから、
資産をいかに有効活用して利益を出していかなければいけません。

ですので、資産を有効活用することが求められるわけです。

ということは、資産に対してより多くの利益を出せる会社の方が優秀なわけです。
あるいはそういったビジネスモデルを選択した方が良いということになります。

そのように考えますと、当期純利益はできるだけ数字が高く、
純資産はできるだけ小さい数字の方が良いということになります。

ここで純資産はできるだけ小さい方がいい?
と思うかもしれません。

なぜ純資産は小さい方が良いのか

当期純利益はできるだけ数字が高い方が良いというのは分かるが、
純資産ができるだけ小さい方が良いというのはどういうことなのでしょうか。

ではこの資産を手に入れる為には何が必要かを考えてみると分かりやすいです。

資産を手に入れる為には、負債、費用が必要になってきます。
工場を建てる為には、現金が必要ですし、
現金が無ければ、借入金等が必要になってきます。

ということは、資産が多くある、言い換えると、
資産が多く必要ということは、
それだけ多くの費用や負債が必要になってくるということです。

そうなると、ビジネスモデルとして考えた場合、
初期投資費用はできるだけ少なく、
そして利益を多く出せるビジネスの方が安全ですし、
より拡大もしやすいと言えます。

と考えると、より少ない資産でより多くの利益が出せる会社の方が良いということになります。

まとめ

ROEの計算式にある通り、
純利益はできるだけ大きく、
純資産はできるだけ小さい方が、
ビジネスモデルとして良いということになるのです。

ぼんやり分かったような分からないようなという方は、
ROEの計算式から、
この会社はどれだけの資産でどれだけの利益を生み出せているのか?
という視点で見るようにすると、意味が分かってくると思います。

ということで、
純利益はできるだけ大きく、
純資産はできるだけ小さい方が良いということは、
ROEの数字は必然的に高い方が、より資産を有効活用できているということになります。

PBR、PERとの関係

ちなみに、ROEはPBRやPERと密接な関係があります。

ROE×PER=PBR

という式も成り立つのです。

それぞれの計算式を見て頂くと分かりやすいのですが、

ROE=EPS÷BPS

でしたね。

そして

PER=株価÷EPS
PBR=株価÷BPS

となります。

ROE×PER

=(EPS÷BPS)×(株価÷EPS)

=EPS/BPS×株価/EPS

=株価/BPS

=PBR

となります。

このように見てみますと、
PBRが低いということは、
ROEあるいはPERが低いということになります。

ROEは高くPERが低ければいいのですが、
PBRだけ見て投資判断をしたりしてしまうと、
割安株と判断できますが、
低ROEの会社の株を購入してしまうことになる可能性もありますので、
PBRだけで判断するのではなく、
PER、ROE共に確認してから投資判断することが非常に重要になってくることが分かります。

グレアム氏からのお言葉

さて最後に、元々グレアム氏の影響を受けて割安株を買っていたバフェット氏ですが、
途中から成長株を買う方針に切り替えました。
その時のきっかけとなったのが、
バークシャーの副会長であるマンガー氏からのアドバイスです。

「そこそこの事業をすばらしい値段で買うよりも、
すばらしい事業をそこそこの値段で買うのだよ。」

ですので、株価重視ばかりしていると、
チャンスを逃してしまうことになります。

そうではなく、素晴らしい投資収益が確保できる会社ならば、
ある程度株価が高くなってしまっていても、
買った方が良いということです。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする

スポンサーリンク